33回未来研究会経営セミナー

第33回となる未来研究会経営セミナーが
1月22日グローナスカ株式会社 15階会議室にて開催されました。

「“成長”が止まったら、

  “挑戦”しかない!!」

2019.1.22

株式会社PRC

 

トピックス

パチンコ業界の市場規模を見ると現在はピークより43%減少しているうえに、急速なスピードで減少し続けている。

参加人口に至ってはピークの70%減と火を見るより明らかである。

そんなグラフを分析すると店舗数と参加人口には強い相関関係が見て取れます。

このことから参加人口が増えない限り店舗数が増えないことは当たり前として、店舗数が増えない限り参加人口も増えないという仮説が立ちます。

 

警察署、郵便局の普及率が人口に対して標準的なサービスを提供している指標ととらえると、パチンコ店の店舗数と標準サービスの普及率との比較によって、パチンコをインフラ的なものとしてとらえた時のカバー率が見えるのではないか、つまり警察関係施設より少なければ出店の余地があるし逆の場合は飽和状態といえるのではないか。

仮説による一指標ではあるが都市部の高齢化、人口減に比例してパチンコ店も減少いてゆく可能性が極めて高い。

 

2019年の見通しとしてやはり明るい未来は見えてこない。

現行メインの旧基準機が相次いで検定切れを迎え機械の交換が必要になるのは当然として

消費税のアップが10月にありもっとも経営に影響が出ると考えられる。

10%になった場合に貸玉をどうするか、設備的に対応できるのかといった物理的な問題と、外税で転化した場合にユーザーの反応が良いはずはない。

ではどのように営業を組み立てるのかといった根本的な部分に対しての対策を全くしていない法人さんも見受けられる。

今年は現在までに収益構造含めてどれだけ事前に準備できていたかが問われることになり、

今までのような単純なコスト削減、機械代削減だけでは対処しきれなくなってゆくことが予想できます。

 

顧客減少⇒売上利益減⇒資金負担増と抗えない大きな流れの中においても

準備してきたホールにとっては、機械に頼らない営業で稼働シェアを獲得できるチャンス。

反対に準備してこなかったホールは悪循環が加速度的に進みなすすべのない状態になってゆく。

 

 

注目機種

S蒼天の拳AAS聖闘士星矢海皇覚醒SPに関しては6号機でも従来人気機種と遜色ない営業成績をあげている。

ただし現状は旧基準機と併設となるためメイン機種となることはない。あくまで旧基準機が市場からいなくなった後で光る機種と言えるのではないか。

 

メイン

市場の成長はとっくの昔に終わっている。パチンコ業界を取り巻く環境は良くなる兆しすらない。このまま縮小してゆく市場で何も動かない、動けない企業は確実に淘汰されてゆく。

淘汰の市場では後出しジャンケンが主流の戦術となっているが、後出しジャンケンで勝利できるのは資金力のある優良ホールのみである。

つまり動けないホールには暗い結果しか待っていないことになります。

機械的な側面から見れば昔のように、遊技機を無理して購入しなくてよい市場になってしまっている。

根底には可能な限りリスクを取りたくないという考え方にホール企業も変化し、業界そのものが硬直化していることが見て取れます。

 

リスクを取りたくない=必要なリスクかどうかの判断ができない、つまり自社の経営において何が大切か経営者自身がわかっていないから利益しか見えず、長期的なヴィジョンも描けていないことが原因と思われる。

 

ではどのような視点で行動を起こしてゆけば良いのか?

あくまでも自社の経営理念、戦略、戦術を前提として、新台入替ではしっかりとお客様目線で考えられているのか、機械メンテナンスでは利益率など適正に行えているのか、メンテナンスの人材を育てられているのか、遊技空間では明るさやバリアフリー、導線は切れていないか、広告宣伝ではお客様に伝えたいことがしっかりと伝わっているかどうか

こういった考えに元ついた行動が今までの施策と大きく違うことであり、

表現としては挑戦と言える。

そしてあくまでもベースにあるのは挑戦を実行に移せるだけのスタッフ教育、

接客サービス、クリンネス、最新設備です。

 

まとめ

現在の市場環境から導き出されるのは、効率経営の戦略を取らざる負えない規模も資金もある大手企業よりも、資金のある規模の小さい優良ホールにとってはシェア奪取戦略が取れるため業界構造の転換期における最大のチャンスとみることができる。

具体的には利益追求による悪循環のホールに対して顧客満足度を高める施策で地域シェアを奪える可能性が高く。『超高齢化社会』『人手不足』『節約志向』の社会に対応することで

業績を伸ばす可能性がある。

規模が大きいが資金の少ない企業はスクラップアンドビルド戦略をとり、最後に規模も資金も少ない企業に関しては余裕のあるうちに新規ビジネスの模索が必要になるのではないでしょうか。

 

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未来研究会経営セミナー

2019.1.22

株式会社遊技産業未来研究所

 

先般の群馬県の検査事案については、ほぼ沈静化して全国と同じレベルになっている模様、

その後の入替検査においては通常通りに新台検査が行われるようになっています。

 

年末年始の稼働状況は最新機種のほかダンバイン、北斗などの旧基準の人気機種が支えた状況で杯ミドルに関しては2万発まで稼働を伸ばしていた。

ガロの下取り話が示すようにS=5未満でも出率100を超え今の平均で4.5、稼働低下率は-40%と致し方ないデータとなっている。

いつの時代にも想定を外れる機械は避けられないので日々のデータを確認して早めの対処が必要となる。特に年末年始など稼働が高まりやすい期間は特に大きな効果につながる。

 

年末年始期間はカレンダーにも助けられたのか数値的には伸び率は少なかったが6日まで持続した。

しかし年始が過ぎてからの低下は過去最大であり警戒が必要

 

正月を終えてからの戦略としては

現状が年末年始の高粗利営業、長期休暇で財布が厳しい、新機種の出玉性能の低下を体感しているファン心理を考えれば例年以上に稼働の落ちやすい可能性があり、稼働低下による粗利低下が想像できる。つまり焦って利益率を上げ更なる稼働低下のスパイラスに陥りやすいので十分に注意する必要がある。

機械的な面からも期待できる機種も見当たらないため選定には注意が必要。

この後の期間に関しては、

過去データから同じような稼働のくぼみが表れているので、くぼみを少しでも埋めることで大きな効果が得られるのではないでしょうか。

 

2月にリリースされるライト甘デジはスペック的に時期的にもファン心理にアプローチしやすく、低下したジャンルの稼働を底上げし、新規則の定着を図る役割であるため有効に活用することで業績を高めることができるのではないでしょうか。

1日あたりの金額的には少ないがライト甘デジをしっかりと育てることができれば

たとえ一日あたり数百発のアウトの変化でも、年間では大きな利益につながることを理解し、小さな効果、細かな施策でも徹底的に追ってゆくことが重要です。

仕方ないと思った時点で思考は停止してしまうので小さな工夫を妥協しないこと。

 

 

継続的な利益の獲得に向けて

機種のスランプに頼った出玉アピールは今後の出玉性能の低下で効果がなくなり、

新台やイベントだけに頼った営業内容は短期利益を追い求める施策であり、稼働の先細りで将来の経営が苦しくなる。

原点回帰で常連客をしっかりと把握して、遊技環境の整備を行い低粗利、高稼働で粗利額を獲得してゆくスキームに移行することが理想ですよね。

時代は大きく変わってゆくため利益獲得の手法も柔軟に変えてゆくべきと考えます。